【免許返納】
2019年 ユーキャン新語・流行語大賞 トップテン
高齢者ドライバーが起こした悲惨な交通事故が多く報道された2019年。返納件数は大幅に増え、その決断には敬意をはらうべきですが、交通事情の地域格差もありそれですべて問題が解決するわけでもありません。一方で返納を促しても拒絶される子ども世代の苦労も。事故の被害者を生まないために一層の対策が必要です。
政府や自治体などがよびかけるものの、生活に車を必要とする地域などではなかなか難しい運転免許証の自主返納。高齢ドライバーによる事故が報道され、芸能人の間でも自主返納が広がり、後期高齢者の返納件数も増えているという。
（杏林大学教授 金田一秀穂、『現代用語の基礎知識2020』p.133）
